幸せとは何か、「幸せ」とは曖昧なようですが明確な定義がちゃんとあります。 「幸せ」は出来事でなく、幸せを感じられるかどうかの問題なのです。 幸せがなんなのか理解すると幸せをたくさん感じることができますよ。 このポイントを抑えると、苦しい虚しいセックスや恋愛とはおさらばできるでしょう。
「幸せ」の定義
幸せを感じる「幸福物質(幸せホルモン)」は100個以上あります。 その中でも恋愛やセックスといったトキメキや興奮やつながりを感じるホルモンが「オキシトシン」と「ドーパミン」という物質です。
オキシトシン:愛情・信頼の幸福
オキシトシン的幸福は「喜んで貰えて嬉しい」「素敵な人が周りにいて幸せ」など、人との繋がりに感謝している状態で「愛情・信頼の幸福」といわれています。 オキシトシンが低下すると、寂しいなどの孤独な状態になります。 話し相手がいなくて孤独を感じたり、誰からも必要とされていないと寂しく感じます。 人がセックスや恋愛をしたがる理由の一つは、誰かの喜びに自分がなりたいという欲求があるのです。 人の役に立てるとこっちまで嬉しくなりますよね。 あの時の感情と同じです。 自分が相手に気持ち良くしてもらうのではなく、相手を気持ち良くすることで自分が結果的に気持ち良くなるという順番なのです。 それに、相手に何かをやってもらおうという気持ちだと、相手をコントロールしなくてはいけないのでイライラしてしまいます。 でも、自分が誰かに親切にすることは自分でコントロールできますよね。
ドーパミン:興奮や成功の幸福
ドーパミン的幸福は、多くの人がイメージする「幸せ」です。 社会的成功、お金、目標達成、など、「やったー」と興奮・高揚している状態で「お金・成功の幸福」といわれています。 お酒やタバコで気分が良くなっている時、恋愛に夢中な時、好きなゲームに没頭している時に感じるウキウキや、ワクワク感がドーパミン的幸福です。 また、ドーパミン的幸福は「またしたい!また会いたい!」という依存に近い気持ちが強く出るという特徴もあります。 禁煙外来で処方される内服薬(チャンピックス)は、ニコチンの刺激で脳内に出るドーパミンをブロックし、タバコを吸っても気持ちよくないという状態にしてくれます。 禁煙も意思の力より、ドーパミンをコントロールすることで苦労せずに辞められます。
幸せの種類
感じ方が異なり2種類に分けることができます。 多くの人は、ドーパミン的幸福だけを求めてしまいますが、そこには意外な落とし穴が存在します。 オキシトシン 「空が綺麗」「赤ちゃんが可愛い」など、何度経験しても飽きない、じわっと感じる静的な幸福感 ドーパミン 「給料上がって嬉しい」「ワクワク、ウキウキする」など、興奮するエキサイティングな動的な幸福感
なぜ「幸せ」になれないのか
同じ経験をしても、それを幸せと感じる人もいれば、何も感じない人がいるように、幸せは出来事で起こるのではなく、それを幸せだと気付けるかの力が関係しています。 小さな幸せに気付けないと、大きな幸せにも気付けませんし、大きなチャンスが来た時に得ることもできません。 日頃から些細な幸せに気付く訓練をすることが、幸福の始まりになります。
「幸せ」は求めるほど手に入らない
ドーパミンは「幸福物質」であると同時に「依存症の原因物質」でもあります。 毎日ドーパミン的幸福を求めると、脳はその状態に慣れてしまいドーパミン依存症になります。 タバコも最初は1本で満足できたのに本数が増えていってしまうのは、脳がドーパミンに慣れてしまっているために起きます。 ドーパミン依存症になると「無限に満足できない」という状態に陥ってしまうのです。
「幸せ」には順番がある
3つの幸福は、セロトニンとオキシトシンから積み上げていくことが大切です。 セロトニンとオキシトシンの土台がしっかりしているから、仕事などをしたときにドーパミンのパフォーマンスが爆発するのです。 1.セロトニン もっとも大切なのは 心と体の健康 2.オキシトシン 次に大切なのは 人との繋がり 3.ドーパミン 最後に、仕事・お金・地位などの成功 睡眠時間(セロトニン)を削って仕事の成功(ドーパミン)を求める 人間関係(オキシトシン)を蔑ろにして仕事の成功(ドーパミン)を求める このように、健康(セロトニン)や人との繋がり(オキシトシン)を無視して、ドーパミン的幸福を得ようとすると、パフォーマンスが悪いのと同時に、本当の意味での幸せではなくなってしまいます。
幸せの掛け算
ドーパミンは依存性物質でもあるため「求めるほど手に入らない」という脳の仕組みがあります。 満足させるには、セロトニンとオキシトシンを掛け合わせることがポイントになります。 お金を使う(ドーパミン)ときに家族(オキシトシン)に感謝をして使う 仕事で成功(ドーパミン)したのは健康な体(セロトニン)と仲間(オキシトシン)がいてくれたから 例えば、臨時収入で10万円貰ったときに、ドーパミンだけの場合と、セロトニンやオキシトシンを掛け合わせた場合とでは感じ方が異なります。 ドーパミンだけだと、もっと欲しいと欲が出て満足できなくなります。 セロトニンとオキシトシンは、何度経験しても飽きない幸せなので、上手に掛け合わせることで幸せを持続させることができます。 恋愛依存症や恋愛中毒といった相手に沼ってしまう人は、このドーパミン不足が原因のことがあります。 ドーパミン不足だと、ほしくてほしくてたまらない!という感情になり、気付いたらたくさんの着信を残してしまった! 気付いたら彼の家の前まで来ていた! なんてストーカー行為に走ってしまうこともセーブできなくなってしまったりします。 タバコやアルコール依存症の人ならわかると思いますが、 そのことを考えちゃダメと思えば思うほど考えてしまいます。 しかし、他に夢中になることがあるとその間は忘れられたりします。 なので、自分でコントロールが効く楽しい趣味や夢中になれることを持っている人は暴走せずに上手に恋愛ができます。



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