タバコを辞めたいのに辞められないのと、別れたいのに別れられない状態は良く似ています。 断ちたいのに、自分ではどうにもできず現状維持で落ち着くのです。 仕事中も食事中も、他のことをしている時でさえ、それについて考え「生活の中心」になっていきます。 タバコも、恋愛も、アルコールも、SNSも度が過ぎると、依存症になり、制御することが難しくなります。 どんな依存症も症状は似ていて、抜け出し方も同じなのです。 今回は、アレンカーさんが書いた「禁煙セラピー」という方法を元に「別れたいのに別れられない相手と別れる方法」を考えてみました。
「別れられない」原因を知る
タバコは、吸っている時は「辞めたい」のに、吸えない時は「吸いたい」と感じ、 辛い恋愛は、会っているときは「別れたい」のに、会えない時は「会いたい」と感じます。 捨てられる、失うなどの、そのものがなくなることが怖くなります。 タバコを吸う前は、タバコがない生活を送れていたのに、吸い始めるとタバコがないと不安になる原因は、 タバコを吸うことで「快楽」を感じ、その快楽がまた欲しく「依存」していくので手放せなくなります。 辛い恋愛だけでなく、良い恋愛であっても「依存」は起きます。 素敵な彼と楽しく過ごしたら、家に帰って1人になった時に、会いたくて仕方なくなる。とか、 彼と過ごす、彼のことを考えることで脳が「快楽」を感じるので、タバコと同じで、またあの経験をしたい、快楽が欲しいと依存していきます。 私は、良い依存と、悪い依存があると考えます。 悪い依存は、度が過ぎて、周りが見えなくなって彼中心になって、不安を常に感じる精神状態になった時です。 酷い相手なのに、自分に嘘をついて彼といようとします。 楽しい時もあるけど、常に寂しさや不安が付き纏い、不安を解消したいから、また酷い相手と会って安心を得ようとするので、やめられません。 相手の無理な要求にも応え、尽くしまくって利用されることもあります。 また、信用できないので、電話を100回かけてみたり、異常な束縛をしたり、普通ではない行動に走りってしまうこともあります。 こんな状態の場合「依存症」に陥ってしまっているのです。
依存症なので意思では難しい
「さっさと別れれば良いのに、なんで別れないの?」 と友達に言ったことはありませんか? 他人の恋愛は、冷静な判断ができるけど、 自分が同じ状況だったら別れられない!というのはよくあることです。 「出会った頃は優しかった、あの彼に戻って欲しい」と過去の経験を求め続けてしまうものです。 タバコを気合いや我慢で辞めようとしても、反動で余計に欲しくなってしまうように、根性や意思の力では依存症を克服することは難しいです。 辛い恋愛も、好きで仕方ない状態で我慢しても、余計に会いたくなって、こんな我慢するくらいなら別れない方がマシ!という考えになりやすく、別れない選択をしてしまいます。 じゃあ、どうしたらいいのか?
「別れる」と決めたらすること
依存症から抜け出すのは「もう吸わない」「もうやらない」「もう会わない」コレだけです! タバコも恋愛も、依存しているものに触れることがなくなれば、その状態に慣れていきます。 しかし、我慢したら反動で余計に「別れない」選択をしてしまうので、我慢ではなく「意味がない」という思考に切り替える必要があります。 依存症を1回で克服できなくても、丁寧に自分の心の声を聞いて、 以下のステップを試してから「もう会わない」と決断してみましょう。
恋愛依存症だと認める
「私は○○です。○○依存症です。」海外ドラマで聞いたことはありませんか? 実はこの言葉は、依存症克服のための大事なファーストステップだったのです。 人は本当の問題と向き合うのが怖い時、別の問題を持ってきて「これが私の問題」と思い込ませることを無意識にします。 例えば、弱い自分と向き合うのが怖い時に「彼が浮気者」という問題を作ります。 彼のことで悩んでいれば、自分の問題と向き合わずに済むためです。 腰が痛いのに、咳止めを飲んでいるので、腰が治らないのと同じです。 彼と別れたいと思っているなら、彼の浮気症が問題なのではなく、 そんな彼と別れられない自分の問題というわけです。 依存症の自分を助けてあげるには、自分は依存症だと認めることが重要なので、 「私は○○です。恋愛依存症です。」と言ってみます。 依存症に陥る人は、弱い人間と思うかもしれませんが、そんなことはありません。 強い部分だけを見せて、強くしている人が強いわけでもありません。 弱い部分を受け入れる心の広さを持つことができることが、勇敢で強い人だと思うからです。 あので、依存症だと弱い自分認めた瞬間に、強い自分になれています。 彼の浮気症や、職場の環境が悪いなど、自分ではコントロールできないことに目を向けても「どうにもならない」のですが、自分の問題にしてしまえば、100%自分でコントロールができるし、「どうにもならない」から「どうにかなる」に変わるのです。
冷静になって相手の正体を知る
過去の好きで仕方なかった相手を思い返すと、 「どこが良かったんだろう?」と冷静に見ることができますよね。 好きの最中は、妄想が膨らむだけだけで相手を美化していきます。 頭で考えるのではなく、紙に書き出してみましょう。 ・どこが好き? ・どこか嫌い? ・なぜ彼がいい? ・私はどんな恋愛がしたい? ・私はどんな気持ち? ・彼はどんな人? 思いつくキーワードや感情を全て書き出し、頭の中を整理していきます。 頭の中のことを、頭の中で整理や解決しようとしても難しいのは、 都合よく妄想を繰り返し、どんどん書き換えてしまうので、紙に書いて「真実を証拠」として残します。 妄想の例が、久しぶりに大好きだった彼の写真を見返すと「あれ?イケメンじゃなかった」という経験はありませんか? 写真が手元にないと、どんどん美化され「白馬に乗った王子様」になる危険性があるため、彼の写真は捨てずに取って置くと良いでしょう。
別れる理由ではなく、別れない理由を考える
「浮気性だから別れたい」「辛いから別れたい」などの“別れる理由”を考えると本質が見えなくなります。 “別れる理由”ではなく“別れない理由”を考えてみましょう。 以下の質問の回答を、紙に書き出してみましょう。 ・なぜ苦しいのに付き合うの? ・素敵な人はたくさんいるのに、なぜその人たちを選ばないの? ・なぜ彼がいいの? ・彼といると楽しい? ・彼と付き合うと、どんな良いことがある? ・彼と付き合う必要はある? 友達が酷い彼と付き合っていたら、 「なんで?」と思うような質問を、自分に投げかけて回答していくのです。 これをしていくと、このような本質が見えてくることがあります。 ・彼が問題だらけだから、自分の問題と向き合わなくて済む。 ・彼がダメな人だから、自分がダメな人間だと思わなくて済む。 ・彼がいなくなったら、自分は誰からも愛されない無価値な人間になる。 「別れる理由」は、彼や環境を原因にして「問題は外側」と考えがちなのに対し、 「別れない理由」は、自分の心の「問題は内側」を知ることができ、これが真の問題なのです。 他人のせいにできなくなると、自分が抱え込まなくてはいけないと落ち込むかもしれませんが、全く反対です。 自分のせいにするから、100%自分でコントロールができる「どうにかなる」問題に変わります。
別れたら、得られるものを考える
別れは失うと考えてしまいますが、失うから得られるものがあります。 卒業するから、次の学校へ入学できるように、別の選択肢、もっと素敵な世界が待っています。 別れたらどうなるんだろうと、そっちばかり考えてしまうと、別れない方がいいになってしまうので、 得られるものを紙に書き出してみましょう。 ・自由な時間 ・自分のことを大切にする時間 ・不安を感じなくて済む ・友達と遊べる ・彼にお金や時間を費やしていた人なら、そのエネルギーが自分に戻ってくる ・失われた自己肯定感が戻ってくる 辛い恋愛をすればするほど、自信やエネルギーが奪われて自分のことが嫌になっていくけど、 得られるものを考えていくと、最終的に「この恋愛で失うものはない」と気付くことができます。 借金があることが不安だったのに、借金がなくなったら「張り合いがなくなったな」とか、 病気がなくなって健康な体になったのに、病気がなくなって寂しくなったと言っているようなものです。 タバコで作り上げたストレスを、タバコで解消しているように、 根源のタバコ問題を、タバコで蓋を閉めている状態だから、抜け出せず苦しいのです。 不安を作り出している、この恋愛を手放さないと永遠に不安が止まりません。 それでも、私はこの人が良い!という場合は止めません。 別れたいと思っているなら、苦しさから解放されて欲しいのです。 何かを失った悲しみや禁断症状は最初は出るけど、ずっと続くわけじゃありません。 禁断症状が出るということは、手放すことをスタートしたサインです! やっとスタート地点に立てたのだから、禁断症状も何も怖くないのです。
連絡を断つ
LINEに彼のアイコンがあったら、目に触れて会いたくなります。 連絡ができる状況で連絡しないということも難しいことです。 何かにつけて連絡をする理由を考えたり、相手からの連絡を待ってしまいます。 人によっては、共通の友人がいるとか、職場の人だから関わらないのは無理などあるかもしれませんが、連絡先を消して、相手からも連絡が来ないようにブロックをし、できるなら電話番号も変えて一切の関わりを断つのです。 まずは1週間にチャレンジ! 1ヶ月もすればだいぶ楽になると思います



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