性被害に遭ってしまったときではなく、本来なら、性被害に遭わないために何ができるか考えたいですよね。
ジャニー喜多川による性加害問題で、幼い男の子たちは、性暴力を受けたにも関わらず「ジャニーさんのことを尊敬しています!今でも好きです!」と発言をしていましたね。
第三者からすると不思議で奇妙にうつるかもしれせんが、これは「性的グルーミング」という手法で、加害者が被害者を手なずけ、被害者に対する好意や信頼関係が芽生えるため「特別」な存在だと感じてしまいます。
そのため、幼い子は自分が性暴力を受けていると気付くまでに時間がかかってしまいますよね。
では、性被害(性暴力)に遭わないためにできること
そして、万が一遭ってしまってもすぐに気付けるようになるために、私たちができることは何がありそうでしょうか?
無知のままでは守れない!性教育(性知識)を学ぶ
それが「性教育」です。
性教育を受けていないと、そもそも何が性暴力で、どこからが性暴力なのか境界線がわかりません。
大人でさえ、好きな人や尊敬する人からの暴力は「親切」や「私のためを思ってる優しさだ」と、現実を直視できないように、子供はもっと難しく、相手が親だった場合は、かばおうとする心理がより働いてしまいます。
私が中学生の頃、法律の授業がありました。
私は心の中で「法律なんて興味ないし、知らなくても困らん!」と全く授業に集中できていませんでした。
そんなある日、先生が「法律に無関心ではいられるけど、無関係ではいられない!」とおっしゃていて、ものすごく腑に落ちた経験があります。
これは、法律だけでなくいろんなことに対してもいえることだし、性被害(性暴力)でも同じです。
「自分は性被害に遭わないから大丈夫!性の知識もなくていい!」と思っていても
無知のままでは自分を守れないのです。
大人になってから告発する人もいれば、自ら命を断つ人もいます。
もっと早くに対処できれば、事態を最小にすることができたかもしれません。
性被害(性暴力)の知識を知っていれば、自分は性的グルーミングされている、洗脳されている、犯罪だ!と気付くことができ、相談することができます。
性被害(性暴力)に遭ってしまった人だけでなく、性被害(性暴力)をしてしまった加害者もまた性教育を受けていないから軽くみている部分もあるように感じます。
被害者だけでなく、加害者も増えないように、性教育を伝えていくことが大切です。
自分より弱い者(子供など)だろうが、強い者(親や大人など)だろうが、嫌なときは「嫌だ!やめて!」と言ってもいいと伝えていく。
性暴力は、人を傷つける立派な「暴力」で「犯罪」だと伝えていく。
だから、性行為はしてはいけない!ではなく、本来の性行為は幸せで心地がよいものな筈です。
性行為が、悲しく怖いものにならないように。
気まずくさせない!(親の場合は)なんでも話せる関係を築く
何年も性被害に遭っていた、誰にも相談できないで大人になってから苦しむ人もいます。
あの頃の記憶が消えず、フラッシュバックのように鮮明に思い出したり、性暴力が終わっても、心はずっと性暴力を受けているのです。
親の子供に対して「裸を見せて!と言われたら教えてね。」や「必ず大人に助けと言って」と、守り方も教えることができます。
そのうえで、「なんでも話を聞くかよ。味方でいるよ。」と信頼関係を作ることで、話しにくいようなことであっても、早い段階で相談をしてくれるようになります。
性被害(性暴力)を早い段階で阻止できたのに、正しい性教育を受けていない子は「お尻、お股を触られて汚い」「汚いことをしてしまった」「恥ずかしいことをしてしまった」と思い、誰かに話したら汚くて嫌われてしまう、怒られてしまうと感じ、隠してしまうのです。
言いにくいようなショッキングな内容も、話してくれて全然OKという状況を普段から作ることで、万が一被害に遭っても最小に抑えられますよね。
被害者が、自分は"性被害(性暴力)"に遭っていたと理解することが大切です!
起こってしまったことを思い出さないようにしても、完全に忘れることはできず、ある日突然トラウマとして現れたりします。
起こってしまったと理解して、受け入れる方が回復にもつながると言われています。
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